本を読んでも「実践」できない理由
オニールの『成長株発掘法』を読んだ(というかAIに要約させた)私。
「CAN-SLIM」の凄さは分かったが、いざ証券会社のツールを開くと手が止まった。

なぁアイちゃん。 本には『機関投資家の裏付けが必要(I)』とか『需給が良いこと(S)』とか書いてあるけどさ…。 これ、日本のスクリーニングツール(銘柄スカウターとか)の『どの項目』に入力すればいいんだ? そんな項目ないぞ?

そこが多くの投資家が脱落するポイントです。 書籍の理論はアメリカ株が前提だったり定性的な表現が多いため、そのままでは日本のツールに入力できないのです。

じゃあどうすりゃいいんだよ。 やっぱり俺の勘でやるしかないのか?

いいえ。分からない言葉があったらその都度『AIに翻訳してもらう』のです。
例えば『需給』を日本のツールでどう表現するか、私に聞いてみてください。
ケース1:「需給(Supply)」を翻訳せよ
AIはチャット画面を開き、実演を始めた。

例えばこんな風に聞いてみるのがコツです。
【プロンプト(例)】 「オニールのCAN-SLIMにおける『S(需給)』の条件を、日本の無料スクリーニングツールで再現したいです。 『株式の供給が少なく、需要が強い』状態を判定するために使える具体的な代替指標を教えてください。」

すると私はこう答えます。
【AIの回答】 「需給」を再現する代替指標は以下の通りです:
信用倍率(しんようばいりつ):これが「1倍以下」の銘柄を探してください。(売り残が多く、将来の買い戻し=需要が期待できるため)
出来高変化率:前週比で出来高が急増している銘柄は、強い需要(買い)が入っている証拠です。
ケース2:「機関投資家(Institutional)」を翻訳せよ

なるほど。 じゃあ次は『I(機関投資家の買い)』だ。
日本のツールじゃ『プロが買ってるかどうか』なんて分からんもんな。
【プロンプト(例)】 「日本株において、『機関投資家が買い集めている』兆候を、無料ツールで確認するにはどの数字を見ればいいですか?」

私の答えはこうです。
【AIの回答】 無料ツールで直接プロの動きを見るのは難しいですが、以下の指標で推測可能です:
売買代金:売買代金が「1日10億円以上」など、ある程度大きい銘柄(プロは流動性がないと買えないため)。
大株主の推移:四季報データなどで「投信」や「信託口」の保有比率が増えているか。

そうか! 直接データがなくても『売買代金』で足切りすれば、
プロが入ってきそうな銘柄に絞れるわけか。
試行錯誤の末に…
私はその後も、AIと一緒にオニール本の項目を一つ一つ「日本のツール用語」に翻訳していった。
- J:「『C(直近)』って何%くらいがいいの?」 → AI:「オニール流なら最低20%増です」
- J:「『L(主導株)』ってどう探す?」 → AI:「『上場来高値』や『年初来高値』を更新している銘柄を探しましょう」
そうして数十分後。 ついに「日本版オニール流スクリーニング条件」が完成した。

お疲れ様でした。 Jさんとの対話の結果、今回の設定条件はこのようになりました。
【完成! 日本版CAN-SLIM条件】
- 時価総額:500億円以下(中小型株狙い)
- 売上高成長率(四半期):前年同期比 +20%以上
- 経常利益成長率(四半期):前年同期比 +20%以上
- ROE:15%以上
- 信用倍率:1倍以下(または出来高急増)
- 株価位置:年初来高値から-10%以内

完璧だ…。 あんなに分厚い難解な本がたった6行の検索条件になったぞ。
これならマネックスのスカウターに入力してボタン一発で探せる!
結論:手動入力が面倒くさい
条件が決まり、ツールに入力して30銘柄ほどヒットした。 しかし、Jはまた別の不満を抱き始めた。

でもよ、これ毎日手動でツール開いて、条件入力して、出てきた銘柄を一個ずつチェックするのか? 面倒くさくないか?

……人間とは強欲な生き物ですね。
でもその『面倒くさい』という感情こそが、進化の源です。

もっとこう、寝てる間に勝手にAIが探してきて、 『Jさん、今日はこの株が買いです』ってLINEしてくれるような…そんな全自動システムは作れないのか?

作れますよ。
『Python(パイソン)』というプログラミング言語と『Google Colab』を使えばね。

プログラミング!? 無理無理! 俺はHTMLすら分からないんだぞ!

大丈夫。コードを書くのは私(AI)です。
Jさんは『実行ボタン』を押すだけでいいんです。
次回予告
条件設定まではできたが、毎日の作業を自動化したいJ。
「プログラミングなんて絶対無理!」と拒否反応を示すが、AIは「現代のプログラミングは言葉で命令するだけです」と諭す。
次回、「Google Colab×Pythonで株価分析を自動化!非エンジニアでもAIにコードを書かせる全手順」
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