
NISA口座だけ作ってほったらかしてたんだけど、いざ「個別株を自分で選びたい」となった瞬間に詰んだ。スクリーニングってやつ、証券会社によって全然違うんだな…。

Jさん、いいところに気づきましたね。同じ「スクリーニング」でも、各社の思想は驚くほど違います。今回は5社を並べて、Jさんのような「投資に時間をかけたくない」にとってどこが本当に使えるのか、見ていきましょう。
記事と同じスクリーニング条件を試したいなら、moomooの無料スクリーナーが最速。
結論先出し:銘柄探しに時間をかけたくない人の答え
長文を読みたくない人のために、先に結論を置きます。
結論:銘柄探しの第一歩なら moomoo証券、本格分析と継続運用なら マネックス証券(銘柄スカウター)、IPO含めた総合運用なら 松井証券 の3社を併用するのがJさんの最適解です。SBI・楽天は「メインの取引口座」としての価値が高く、スクリーニング目的では2軍扱いで構いません。

えっ、結論3社使い分け?そんな器用なことできないよ…。

ご安心ください、Jさん。口座開設はすべて無料で、維持費もかかりません。「スクリーニングだけ moomoo、買い注文は SBI、書籍で名前が出てきたら銘柄スカウター」という”道具箱”の使い方が、結局いちばんラクで合理的です。
5社のスクリーニング機能 一覧表
まず全体像から。・忙しい人の視点で「実際に使えるか」だけを見て採点しました。
| 比較軸 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 松井証券 | moomoo証券 |
|---|---|---|---|---|---|
| スクリーニング条件数 | 多い(約60) | 多い(約100) | 中(約40) | 中(約30) | 非常に多い(200超) |
| 米国株対応 | ◯ | △(簡易) | ◯ | △ | ◎(最強) |
| スマホアプリの操作性 | 普通 | 良好 | 普通 | 良好 | 非常に良い |
| 機関投資家データ | ✕ | ✕ | △ | ✕ | ◯(売買代金内訳など) |
| 「銘柄スカウター」級の個別分析 | △ | △ | ◎(これ目当て) | △ | ◯ |
| IPO実績 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎(前受金不要) | △ |
| 1株から買える | ◯(S株) | ◯(かぶミニ) | ◯(ワン株) | ◯ | ◯ |
| ・時間ない人の使いやすさ | 6点 | 7点 | 7点 | 7点 | 9点 |
点数は本記事執筆時点(2026年5月)の各社公式情報および筆者の実際の利用体験に基づく主観評価です。最新の機能やキャンペーン内容は各社公式サイトで必ずご確認ください。

moomoo の点数だけやけに高くない?大丈夫?

私もはじめは身構えました。でもJさんのように「条件を10個重ねて絞り込みたい」人にとって、moomooのスクリーニング設計は明らかに次世代です。理由は本文で具体的に検証します。
① moomoo証券:条件200超×米国株、銘柄探しの即戦力
5社の中で、スクリーニングだけを見れば、moomoo証券は頭ひとつ抜けています。条件項目は200超。
PER・PBR・ROE・売上高成長率といったファンダメンタルズはもちろん、機関投資家の売買代金内訳、空売り残高、新高値・新安値といったテクニカルの観点まで一画面で重ねがけできます。
特にJさんに刺さるのは、スマホアプリで全機能が動くという点です。
moomoo証券のここが強い:
- スクリーニング条件 200超(5社中最多)
- 米国株のスクリーニングが日本のSBI・楽天より圧倒的に細かい
- 機関投資家の売買データが追加課金なしで見られる
- スマホアプリで PC と同等の操作ができる
- 口座を持っているだけで決算速報・企業情報が読める
moomooがハマる人のタイプ
- 平日は会社、銘柄探しは通勤電車5分が現実、という忙しい人
- 米国株(特にAI関連株)を自分で発掘したい
- 「板情報」「機関投資家動向」など、高度なデータも気になり始めた中級者の入り口
moomooで気をつけたい点:
- IPOの取り扱いはまだ少なく、IPO当選を狙うなら主軸にはしづらい
- 信用取引・FX・iDeCo は他社のほうが選択肢が豊富
- スクリーニングの自由度が高すぎて最初は迷子になりやすい(条件は3つくらいから始めるのが現実的)
② マネックス証券:銘柄スカウターは”投資本との相性”が反則級

マネックスって地味なイメージあるけど、何が強みなの?

銘柄スカウターです。これは投資本に出てくるような「過去10期分のROE推移」「セグメント別の売上高」「ヒストリカルPER」を、無料で、しかもスマホで見られる、ほぼ唯一のツールです。
マネックス証券の強みは、スクリーニング条件の数ではなく、1銘柄を深掘りする道具の質です。
投資本でよく出てくる「過去10期の売上・利益推移」「セグメント別の業績」「ヒストリカルPER(過去のPERレンジ)」をブラウザで一発表示できるのは、5社のなかでマネックスだけです。
マネックス証券のここが強い:
- 銘柄スカウター:過去10期のROE/EPS/売上をワンクリック
- ヒストリカルPERで「今の株価が割安か割高か」を視覚的に判断できる
- 米国株の取扱銘柄数は5社のなかでも上位クラス
- iDeCoの商品ラインナップが充実
マネックスがハマる人のタイプ
- 投資本を読みながら「この本に出てくる指標、自分の銘柄でも見たい」となる人
- 個別株の決算をじっくり見るタイプ
- iDeCo を本気で運用したい
③ 松井証券:日本株の老舗、IPOと使いやすさのバランス型
松井証券は100年以上続く老舗の安心感と、初心者でも迷わないアプリ設計が魅力です。スクリーニング条件は約30とそこまで多くありませんが、「よく使う条件がプリセットで並んでいる」という割り切りが、時短派には逆に効きます。
特筆すべきは IPOの「抽選時に前受金が不要」 という独自仕様。普通は当選確認時点で資金を寄せておく必要がありますが、松井証券は当選後に入金すればOK。資金効率が段違いです。
松井証券のここが強い:
- IPO抽選時に前受金が不要(5社のなかで唯一)
- 1日の現物約定50万円まで手数料無料(25歳以下は1日いくらでも無料)
- スクリーニング条件はプリセットが優秀で、迷子になりにくい
- サポート品質が高い(電話で人が出る)
松井証券がハマる人のタイプ
- IPOで「年に何回か当てたい」タイプ
- スクリーニングは細かい条件より「とりあえず割安成長株」みたいなプリセットで十分
- 困ったときに電話で相談したい
④ SBI証券:取引総合力No.1、スクリーニングは「合格点」

SBIってネット証券の最大手だよね?スクリーニングも最強なんじゃないの?

いえ、ここが本記事のポイントです。SBI証券はメイン口座としては圧倒的ですが、スクリーニング機能だけ見ると意外に「普通」なんです。
SBI証券は口座数・取引手数料・取り扱い商品(米国株/投信/iDeCo/FX/暗号資産)どれを取ってもネット証券のトップクラス。メインの取引口座としてはほぼ一択級です。
ただし、スクリーニング機能だけを切り取って評価すると、条件数は約60で並、操作画面はやや古めかしく、スマホアプリの絞り込みは PC 版より見劣りします。
これはSBI証券が悪いというより、moomoo・マネックスが特化型として優秀すぎるだけです。
SBI証券をどう使うか:
- メインの取引口座として開設しておく価値は大きい(IPO実績・三井住友カード積立など)
- スクリーニングは moomoo / マネックスでやって、注文だけSBIでもOK
- 投信・米国株・iDeCo を一本化したい人は SBI が最適
⑤ 楽天証券:楽天経済圏ユーザー以外には”中庸”
楽天証券は、楽天市場・楽天カード・楽天銀行と組み合わせるとポイント還元が異常に強いことで有名です。スクリーニング機能としては「スーパースクリーナー」という独自ツールがあり、条件数は約100と健闘しています。
ただし、楽天証券はスクリーニングそのものより「楽天経済圏の中の証券口座」としての価値が大きく、楽天カード・楽天市場をメインで使っていないとっては、moomooやマネックスのほうが先に使える場面が多い印象です。
楽天証券をどう使うか:
- 楽天カード・楽天市場のヘビーユーザーはメイン口座候補
- そうでない人は「日経テレコン無料閲覧」目当ての情報サブ口座としてだけ持つのもアリ
- スクリーニングは可もなく不可もなく
「一番ラクな組み合わせ」を結論づける

結局、僕みたいな「時間ない・知識少ない・でも資産は増やしたい」人はどう組み合わせればいいの?

Jさんのスタート地点なら、3口座で十分です。1社ずつ役割を持たせると迷子になりません。
最小構成(3口座)
- moomoo証券:銘柄スクリーニング担当
- マネックス証券:個別株の深掘り担当
- 松井証券:IPO抽選+少額現物取引
フル構成(5口座)
- moomoo証券:スクリーニング
- マネックス証券:銘柄スカウター
- 松井証券:IPO・少額現物
- SBI証券:投信・米国株のメイン
- 楽天証券:楽天経済圏連携・日経テレコン
現実的な使い分け:
- 「時間がない人」は最小構成3口座で十分。すべて口座維持費は無料
- 1社にまとめたい人は SBI証券をメインにして、moomooだけ追加するのが最小コスト
- スクリーニングを”道具”として持ちたいなら、moomooは必須
よくある質問(Q&A)
- Q証券口座をいくつも持つと管理が大変になりませんか?
- A
入出金は基本的に各社それぞれですが、口座開設も維持費も無料なので、「使わなくなったら放置でOK」です。ログインが面倒なだけで、手数料や維持コストは発生しません。むしろ複数持つことで、IPO当選機会や情報源が増えるメリットのほうが大きいです。
- QNISAはどの会社で開けばいいですか?
- A
NISA口座は1人につき1社のみしか開設できません。クレカ積立のポイント還元を重視するなら SBI(三井住友カード)か楽天(楽天カード)、米国株を NISA で買いたいなら SBI かマネックス、というのが本記事執筆時点での実用的な選び方です。
本記事のスクリーニング比較とは別軸で考えてください。
- Qスクリーニング条件は最初に何を入れればいいですか?
- A
最初は 「PER15倍以下」「ROE10%以上」「売上高成長率10%以上」 の3条件だけで十分です。条件を増やすほど該当銘柄はゼロに近づくので、3つから始めて、慣れてきたら1つずつ追加するのがコツです。
条件200超のmoomooでも、私はまだ最大10条件しか同時に使ったことはありません。
- Qmoomoo証券は本当に安全ですか?
- A
moomoo証券(国内)は日本の金融庁登録の第一種金融商品取引業者で、投資者保護基金にも加入しています。米国親会社(Futu Holdings)はナスダック上場企業です。
海外サービスの「アプリだけ日本語化したもの」とは違い、国内法人として営業しているため、SBI・楽天・マネックスと同じ枠組みで保護されます。
正直、5社のスクリーニング機能を比べてみて一番痛感したのは、「ツールの差より、自分の判断軸の差のほうが圧倒的に大きい」 ということでした。条件200個あっても、何を入れていいか分からなければ意味がない。
逆に、条件3個でも「どうしてこの3個を選んだか」を説明できる人は、moomoo相当の絞り込みができます。本記事の比較は、あくまで「同じ判断軸を使ったとき、どの会社の道具が一番ラクか」の比較です。判断軸そのものは投資本で学ぶしかなく、私は今もその修行中です。
📊 最新版・証券5社の機能比較表
ネット証券5社のスクリーニング機能を比較
| 項目 | moomoo証券 | マネックス証券 | 松井証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
| 日本株手数料 | 業界水準の低コスト | 業界水準の低コスト | 1日50万円以下無料(25歳以下は完全無料) | 業界水準の低コスト | 業界水準の低コスト |
| 米国株手数料 | 0円(条件あり)〜業界水準 | 0.495%(税込)〜各種条件あり | 公式参照 | 0.495%(税込)〜 | 0.495%(税込)〜 |
| 1株から買える | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 機関投資家データ | ✓ | — | — | — | — |
| NISA対応 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| こんな人向け | AI連携・機関投資家データを重視する人 | NISA中心・米国株を多めに買いたい人 | 25歳以下・少額デイトレ中心の人 | 総合力・IPO狙いを重視する人(参考比較対象) | 楽天経済圏ユーザー(参考比較対象) |
各社の最新キャンペーン・サービス変更は変動が早いので、興味があるサービスは公式サイトで直接確認するのが確実です。
まとめ:迷ったら「moomoo + マネックス」で90点
| あなたのタイプ | 最初に開くべき証券口座 |
|---|---|
| 時間がない・銘柄探しに使う道具が欲しい | moomoo証券 |
| 投資本を片手に個別銘柄を深掘りしたい | マネックス証券 |
| IPO抽選・少額の日本株を狙いたい | 松井証券 |
| 投信・米国株・iDeCoを一本化したい | SBI証券(メイン口座として) |
| 楽天市場・楽天カードのヘビーユーザー | 楽天証券 |
Jさんの「銘柄探し時短」という観点で、私が今からゼロで始めるなら選ぶ順番は次の通りです。
1. moomoo証券(スクリーニング道具として最初に開く)
2. マネックス証券(投資本を読み始めたら)
3. 松井証券(IPOに興味が出てきたら)
この3つを揃えれば、銘柄探し・深掘り・IPO当選という3つのフェーズが全部無料の道具で完結します。SBI・楽天は「最後にメイン口座を1つ決める」段階で改めて検討すれば十分です。
今すぐできるアクション

で、結局今日から何をやればいいの?

最短ルートを置いておきます。3ステップで「銘柄を自分で探せる」になれます。
1. ステップ1:moomoo証券の口座を開設する(所要時間:5分・スマホ完結)
2. ステップ2:PER15倍以下・ROE10%以上・売上成長率10%以上 の3条件でスクリーニング(所要時間:3分)
3. ステップ3:気になった銘柄は、後日マネックス証券の銘柄スカウターで深掘り(所要時間:10分)
よくある後回し理由と対策:
- 「口座開設が面倒そう」 → moomooはマイナンバーカードでスマホ完結、最短翌営業日
- 「投資はまだ早い」 → 口座開設だけで取引は不要。スクリーニング画面を見るだけでも市場が見える
- 「他社で十分なのでは?」 → 5社全部試した結論として、moomooの絞り込みは別格。2分触れば違いが分かります
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