はじめに:「自然言語で米国株を売買する」が公式に解禁
2026年4月、moomoo証券が 業界初の「Moomoo API Skill」を提供開始 しました。Claude Code や Cursor などのAIエージェントから、自然言語で米国株・香港株を売買できる公式サービスです。
Jさんも最初は半信半疑でした。「自動売買って結局AIが暴走したら危ないんじゃないの?」と。しかし公式サイトを読み込んでみると、すべての発注に OpenD からの手動承認が必須という安全装置が仕込まれており、AI単独での取引は構造的に不可能になっています。

自然言語で米国株を売買する、ってどこまで本当にできる?

「AAPL を100株、指値$185で買い」というレベルの指示が通ります。さらに「watchlist の銘柄で RSI<30 が出たら自動で買い」のような戦略の自然言語化も可能です

最後の発注承認だけは自分が押す形なら、安全に試せそうだな
結論:プログラミング不要・公式・安全装置あり
- Moomoo API Skill: 業界初、自然言語で米国株・香港株を自動売買
- 提供開始: 2026年4月〜5月初旬
- 対応AI: Claude Code / OpenClaw / Cursor / その他MCPクライアント
- 対応市場: 米国株・米国株オプション・香港株
- 対応外: 日本株(東証)
- 安全装置: 全発注に OpenD 手動承認必須
- 必須: moomoo証券口座 + OpenAPI 申込み
Moomoo API Skill とは何か
moomoo証券が 「OpenAPI」+「API Skill」のセット で提供する、自然言語によるシステムトレード基盤です。
Moomoo API Skill の基本(2026年5月時点)
- 提供元: moomoo証券(米Moomoo Inc. の日本法人)
- 形式: AIエージェント向け「Skill パック」
- 対応プロトコル: MCP(Model Context Protocol)
- 対応AIエージェント: Claude Code / OpenClaw / Cursor / 他MCPクライアント
- 動作環境: ローカルに OpenD(接続デーモン)を起動
- 価格: moomoo証券の口座があれば追加料金なし(OpenAPI 申込みのみ)
- 既存サービスとの関係: 2026年3月に「moomoo OpenAPI」を先行提供、後付けで Skill 追加

Moomoo API Skill の核心は「自然言語 → コード生成 → バックテスト → 発注準備 まで一貫してAIが支援」という点です。技術的なハードルが大幅に下がります
業界初の理由:他社との明確な違い
| 項目 | Moomoo API Skill | 他社の自動売買 |
|---|---|---|
| 言語 | 自然言語 | プログラミング言語 |
| AIエージェント | Claude/Cursor 等から直接 | 不可(自前で実装) |
| 公式サポート | ◎ | △〜✕ |
| バックテスト | AI自動生成 | 自分でコード化 |
| 開発環境構築 | 不要 | Python/環境構築必要 |
| 国内証券での提供 | moomoo(初) | なし |
対応市場と動作環境
対応市場
- 米国株(NYSE / NASDAQ)
- 米国株オプション
- 香港株
対応外(注意)
- 日本株(東証) — Moomoo API Skill では非対応
- 国内ETF
動作環境
必要なソフトウェア
- moomoo証券アプリ
- OpenD(接続デーモン、moomoo公式提供)
- AIエージェント(Claude Code推奨・Cursor等も可)
- Python(バックテストコード実行用、ただしAIが書く)

米国株中心の投資家にとって、これは大きい。日本株は非対応だけど、米国株比率が高い人にはハマるね
導入手順 6ステップ
Moomoo API Skill 導入の6ステップ
1. moomoo証券で口座開設(既存口座なら次へ)
2. OpenAPI を申込み(公式サイトから)
3. OpenD(接続デーモン)をダウンロードしてローカル起動
4. Claude Code に Moomoo API Skill を追加(MCP設定)
5. アクセストークンを設定(環境変数管理推奨)
6. テスト発注: 「AAPL の現在価格は?」など読み取り系から開始
公式の API ドキュメントが丁寧に書かれており、慣れている人なら1時間以内、初心者でも半日で接続できます。
活用パターン 3つ
パターン1: チャットで個別売買
「AAPL を100株、指値$185で買い注文を出して。
指値到達後はストップロス$170で設定」
→ AI が moomoo API を呼び出して発注準備 → OpenD 上で手動承認 → 発注完了
パターン2: 戦略の自然言語化
「watchlist の10銘柄について、
RSI<30 かつ 出来高が直近平均の1.5倍以上のものがあったら
100株ずつ買い注文を準備して」
→ AI が条件をスキャン → 該当銘柄をリストアップ → 一件ずつ手動承認
パターン3: バックテスト自動化
「『5日線が25日線を上抜けで買い、下抜けで売り』の戦略を
SPY で 2020年〜2025年でバックテストして、勝率と最大DDを示して」
→ AI が Python コードを生成・実行 → 結果をレポート化。実際の発注は別途人間が判断。

パターン3のバックテストが一番リスク低く始められそうだな

まずバックテストで戦略を磨き、納得した戦略だけを少額で実運用する。この順番が最も安全です

戦略の検証コストが激減するから、検証のサイクル数を増やせる
安全装置の仕組み
Moomoo API Skill の3層安全装置
1. OpenD 手動承認: 全発注で OpenD アプリ上の承認ボタン必須
2. APIキー権限制限: 読み取り専用キーと取引キーを分離可能
3. 取引制限設定: 1日の発注回数・金額上限を事前設定可能
これにより、AI単独で資産が動くことは構造的にできません。「自然言語で指示 → AIが準備 → 人間が承認」の3段階が必須です。
注意点と落とし穴
1. 米国株・香港株のみ: 日本株は別ツール(HYPER SBI 2 等)が必要
2. OpenD 起動必須: PCをスリープすると接続が切れる
3. アクセストークン管理: Git にコミットしない・環境変数で保護
4. 税金処理は自分で: 自動売買でも年末調整・確定申告は通常通り
5. 新興サービス: 仕様変更や障害情報は moomoo 公式SNSで追う
まとめ
Moomoo API Skill を今日から試す3ステップ
1. moomoo証券口座を開設(または既存口座から OpenAPI 申込み)
2. OpenD をインストールして Claude Code と接続
3. 「AAPL の現在価格は?」と読み取り系から試す
「自然言語×公式×安全装置」が揃った国内初のサービス。米国株中心の投資家にとっては検討する価値があります。





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