
アイちゃん、証券口座開設時に「源泉徴収あり」って自動で選んだんだけど、これでよかったの?

Jさん、47 歳忙しい人なら 「源泉徴収あり」が基本でOKです。ただし、複数証券で 損益通算したい場合や、扶養に入っている家族の場合は「なし」が有利。本記事では選び方の判断軸を整理します。
このガイドでわかること:
- 「源泉徴収あり」「なし」の 基本的な違い
- 忙しい人は 基本「あり」が便利な理由
- 損益通算したい時 = 「なし」が必要な状況
- 扶養に入っている家族の 選び方の特殊ルール
- 後から変更する 手順とタイミング
「あり」「なし」の基本的な違い
| 項目 | 源泉徴収あり | 源泉徴収なし |
|---|---|---|
| 利益確定時 | 自動で 20.315% を天引きして納税 | 翌年の 確定申告で納税 |
| 確定申告 | 不要(基本的に) | 必要 |
| 損益通算 | やや難(同じ証券会社内のみ自動) | 自由(複数証券会社の損益と相殺可) |
| 配当所得 | 受領時は申告分離で源泉徴収 | 確定申告で総合/申告分離を選択可 |
忙しい人は基本「あり」が便利
理由 3 つ:
1. 確定申告が不要で手間ゼロ
2. 会社の年末調整で完結
3. 税金の計算ミスのリスクが無い
47 歳忙しい人の 8 割以上が「あり」を選択。複数証券会社を使っていない、年間利益が少ない、確定申告が面倒、という人には最適。
損益通算したい時 = 「なし」が必要
「なし」が有利なケース:
- 複数証券会社で運用していて損益通算したい
- 配当を 総合課税にして配当控除を活用したい
- 損失繰越を活用したい(最大 3 年)
- 副業や事業所得との 総合的な税務最適化
扶養に入っている家族の特殊ルール
専業主婦・学生など扶養内の人が「あり」を選ぶと、確定申告しなくても 20% 課税される。
一方「なし」を選び、合計所得金額48万円(基礎控除)以下に抑えれば、所得税の確定申告は不要です(住民税は自治体ごとに基礎控除額が異なる点に注意)。
ただし、年間利益が 48 万円超になると、「なし」を選んだ家族は確定申告が必要 + 扶養から外れる可能性。利益が大きい年は要注意。
後から変更する手順とタイミング
変更可能タイミング:
- その年の最初の取引前まで変更可能
- 1 月 1 日〜最初の売買までの間に証券会社の管理画面で切替
→ 一度取引を始めると、その年の途中では変更不可。来年に変更する形になります。
よくある質問
-
QiDeCo・NISA口座は源泉徴収あり/なし関係ある?
-
A
関係ありません。iDeCo・NISA は非課税口座なので、特定口座のあり/なし設定とは独立。特定口座の課税対象は NISA 以外の課税口座のみ。
-
Q一般口座とは何が違う?
-
A
一般口座は 損益計算を自分でやる必要があり、初心者には不向き。特定口座のほうが 手間が圧倒的に少ないため、ほぼ全員が特定口座を選択します。
-
Q複数証券会社の損益通算はどうやる?
-
A
「源泉徴収なし」を選んでいる場合、確定申告で 株式等に係る譲渡所得を集計して通算。「あり」を選んでいる場合も、確定申告で還付を受ける形で通算可能(ただし手間あり)。
まとめ:忙しい人の基本は「源泉徴収あり」、複数証券利用なら「なし」も
迷ったら 「あり」が無難。複数証券会社の損益通算など特殊事情がない限り、確定申告不要のメリットが上回ります。家族の口座は 扶養内の利益額を見て、必要に応じて「なし」も検討。
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【税務に関する免責事項】
本記事は 2026年5月時点 の情報をもとに、国税庁の通達・タックスアンサーを参照して執筆しています。ただし、税制は 毎年改正される 可能性があり、また個別の税務判断は 具体的な事情で異なる ため、本記事の内容をそのまま当てはめると否認されるリスクもあります。
実際の確定申告・税務判断は、必ず税理士または所轄の税務署にご相談ください。
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