

アイちゃん、確定申告って正直忙しい人には関係ない?でも医療費とかふるさと納税で還付できるって聞いた。やり方教えて。

Jさん、いい質問です。忙しくても 医療費控除・ふるさと納税(ワンストップ不可時)・株式損益通算 などで還付できます。2026年は 2/16-3/16が申告期間、e-Tax受付は1/5から。今日は迷わない5ステップで通します。
このガイドでわかること:
- 2026年(令和7年分)の申告期間と提出方法
- 忙しい人が確定申告すべき5つのケース
- e-Taxで申告する5ステップ
- 必要書類リスト(源泉徴収票・マイナンバー他)
- 還付金が振り込まれるまでの期間
サラリーマンが確定申告を放置して失う3つのもの(試算)
- 還付金: 医療費控除+ふるさと納税+住宅ローン控除の漏れだけで、年収500-700万円の家庭でケースによっては年5-15万円の還付を逃す試算
- 5年時効: 還付申告は5年遡れますが、過ぎると永久に取り戻せません。5年放置で25-75万円規模の機会損失になるケース
- 株式損益通算: 異なる証券口座の損益通算ができず、本来取り戻せた譲渡所得税を逃すケース(年20%の税負担)
2026年確定申告の基本情報
申告期間(令和7年分):
- e-Tax受付開始:2026年1月5日(月)
- 申告期間:2026年2月16日(月)〜3月16日(月)
- 還付申告のみの場合:1月1日〜5年間いつでも可能
提出方法:
1. e-Tax(マイナンバーカード or ID・パスワード方式)
2. 郵送で税務署へ送付
3. 税務署に持参
※ e-Taxが圧倒的に早い・楽・正確。マイナンバーカード必須。
忙しい人が確定申告すべき5つのケース
ケース1:医療費が年10万円超
家族分含めた医療費から10万円(所得200万未満は5%)を超えた額が控除対象。
ケース2:ふるさと納税6自治体超 or ワンストップ未提出
ワンストップ特例で完結できなかった場合は確定申告で寄附金控除を受ける。
ケース3:株式の損益通算・繰越控除
特定口座(源泉徴収あり)複数を持っている場合、損益通算で還付。3年間繰越も可能。
ケース4:副業所得20万円超
副業の所得(売上−経費)が20万円を超えたら確定申告義務。
ケース5:住宅ローン控除1年目
2年目以降は年末調整可能だが、初年度は確定申告必須。

意外と当てはまるな…。具体的にどう進めればいいの?

e-Taxなら5ステップで完了します。マイナンバーカードとスマホ(or ICカードリーダー)があれば自宅から1時間程度で終わります。
e-Taxで確定申告する5ステップ
ステップ1:必要書類を揃える
- 源泉徴収票(会社から年末調整後に交付)
- マイナンバーカード
- 控除証明書(生命保険料・地震保険料・iDeCo・小規模企業共済等)
- 医療費の領収書 or 医療費通知書(控除を受ける場合)
- 寄附金受領証明書(ふるさと納税)
- 特定口座年間取引報告書(株式売買がある場合)
ステップ2:国税庁「確定申告書等作成コーナー」にアクセス
ステップ3:源泉徴収票の数値を入力
給与収入・源泉徴収税額を入力。スマホでマイナポータル連携すれば自動取得も可能。
ステップ4:各種控除を入力
医療費・ふるさと納税・iDeCo等を順に入力。還付額が自動計算される。
ステップ5:送信&控え保存
e-Tax送信後、受信通知が届く。控えはPDFで保存。
還付金はいつ振り込まれる?
還付タイミング:
- e-Tax提出:約2〜3週間後
- 紙提出:約1〜1.5ヶ月後
確認方法: 国税庁「還付金処理状況確認サイト」でe-Tax提出後に進捗確認可能(送信日翌日以降)。
入金口座: 申告時に指定した本人名義の銀行口座へ振込。ゆうちょ含む全銀行対応。
やってはいけない3つのミス
ミス1:源泉徴収票の数値を間違えて入力
給与収入・源泉徴収税額・社会保険料額の3点は会社の源泉徴収票通りに転記。
ミス2:マイナンバーカードのパスワードロック
利用者証明用電子証明書(4桁)と署名用電子証明書(6〜16桁英数字)は別物。3回間違えるとロック → 役所で再設定。
ミス3:申告期限を過ぎる
3/16を1日でも過ぎると無申告加算税(最高15%)。還付申告のみなら期限はないが、追加納税ありの場合は厳守。
忙しい人の還付額シミュレーション
年収500万円忙しい人の還付例:
| 控除内容 | 控除額 | 還付目安(税率20%) |
|---|---|---|
| 医療費控除(医療費20万円) | 10万円 | 2万円 |
| ふるさと納税(5万円) | 4.8万円 | 約4,800円 |
| iDeCo(年16.8万円) | 16.8万円 | 3.36万円 |
| 生命保険料控除 | 4万円 | 8,000円 |
| 合計 | 35.6万円 | 約6.6万円 |
※ 住民税の減額(約3.5万円)も別途発生。合計で年10万円超の節税が可能。
「サラリーマンの申告漏れ」危険信号5サイン
- 年医療費が10万円超だった年があるが申告したことがない
- ふるさと納税のワンストップ特例を5自治体超に送ってしまった(自動的に無効化され、確定申告必須)
- 住宅ローン控除の初年度なのに年末調整で済ませようとしている(初年度は確定申告必須)
- 複数の証券口座で「片方は利益・片方は損失」の状況を放置している(損益通算で還付の可能性)
- 副業収入が年20万円超だが「会社にバレるから」と申告を避けている(無申告加算税のリスクのほうが大きい)
よくある質問
- Q忙しい人は確定申告しなくてもいい?
- A
年末調整で済む人が大半ですが、医療費控除・ふるさと納税6自治体超・住宅ローン控除1年目・副業20万円超・年収2,000万超は確定申告必須です。還付狙いなら任意で実施可能。
- Qマイナンバーカードがない場合は?
- A
ID・パスワード方式(税務署で本人確認を受けて発行)か、紙提出を選択。ID・PW方式はマイナンバーカード普及までの暫定措置で、いずれ廃止予定です。今のうちにマイナンバーカードを取得しておくのがベスト。
- Qe-Taxで分からなくなったら?
- A
国税庁「確定申告書等作成コーナー」内のチャットボット(24時間対応)か、税務署の相談窓口(要予約・2月以降混雑)に問い合わせ可能。マネーフォワードや弥生など民間ソフトを使う方法もあります。
- Q紙とe-Tax、どちらが還付早い?
- A
e-Tax圧倒的に早い。e-Tax 2〜3週間 vs 紙 1〜1.5ヶ月。マイナンバーカードがあれば添付書類も省略可能(医療費通知書等は連携可)。
いつまでに準備すべきか(タイムプレッシャー)
確定申告の準備を後回しにすると、3月の混雑期にe-Taxシステム不調で提出できなくなるケースがあります。目安として下記タイミングでの準備を推奨します。
準備タイミング目安(2026年分の申告は2027年3月15日)
- 1月中旬: マイナンバーカード準備・e-Tax利用開始届出
- 1月末-2月上旬: 源泉徴収票・控除証明書・領収書の整理
- 2月中旬: 申告書類の下書き完成(e-Tax の事前準備)
- 3月15日: 期限(1日でも過ぎると無申告加算税の対象になるケース)
- 5年遡及還付: 過去5年分は今からでも還付申告可(2021年分は2026年中)
⚠️ 特に マイナンバーカード未取得の場合、申請から受領まで1ヶ月超かかるケースがあるため、年内の申請が目安です。
まとめ
- 2026年確定申告期間:2/16-3/16、e-Tax受付は1/5から
- 忙しい人も医療費・ふるさと納税・株式・副業・住宅で還付可能
- e-Tax5ステップで自宅から1時間程度で完了
- 還付は提出後 e-Tax 2〜3週間 / 紙 1〜1.5ヶ月
- マイナンバーカード+e-Taxが最速・最楽
- 還付申告のみなら5年遡及可
【税務・法律に関する免責事項】本記事は 執筆時点 の情報をもとに、国税庁の通達・タックスアンサーや関連法令を参照して執筆しています。ただし、税制・法令は 改正される可能性 があり、また個別の税務・法律判断は 具体的な事情で異なる ため、本記事の内容をそのまま当てはめると否認・無効となるリスクもあります。実際の確定申告・税務判断・法的判断は、必ず税理士・弁護士または所轄の税務署にご相談ください。相談窓口:日本税理士会連合会 https://www.nichizeiren.or.jp/ / 国税庁 税についての相談窓口 https://www.nta.go.jp/about/organization/access/chizu.htm
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